こんばんは。
我らがあくうぇ、羽島千尋推しの木原りんPと申します。
今回は巷で流行りのあくうぇ式ブライゼシュートについて書いていきたいと思います。
各地域のCSでの入賞を目にしていて、そろそろブライゼシュート被害者の会(?)とかいうものが作られてもおかしくないんじゃないかと思う程度には被害者が続出していると思います。(現行のリストを纏めたのはtaiseiなので俺は悪くない)
まず初めに触り始めたリストについて、時はGP5th前に遡ります。
【 原型が出来るまで 】
GP5thの1週間前、テスト真っ最中だった僕は勉強の合間にTwitterを見ていた。
特に理由も無く画面をスクロールしていると、目に飛び込んできた奇跡のリスト。
「神デッキだ。」
身体の震えと共に、思わず呟いてしまった。
勉強からの疲れもあったのかもしれない。
それ以上の何かが、このデッキには秘められていた。
ブライゼシュートを試し始めてからというもの、GPの調整をする事も忘れてしまう程、このデッキに誘惑されていた。興奮していた。
サイゾウミストの噛み合いを見付けた時には感動さえ覚えた。
天才的なデッキが出来てしまった…。
『 フェアリーミラクル型ブライゼシュート 』
(次元が7枚しか写っていないが、8枚目はジュダイオウだ。筆者は持っていない)
《 現在のリストと違うカードのみ解説 》
《 4 × フェアリー・ミラクル 》
サイゾウミストで色が噛み合い、メンデルスゾーンやディグルピオンよりも強いブーストになると思い採用。
2ブーストする事が出来れば、4ターン目にブライゼナーガを投げる事が出来ます。興奮した。
《 1 × ガチンコ・ルーレット 》
デッキ内の平均コストが高く、高確率でブースト、ブーストと繋げブライゼナーガを投げる事が出来ます。興奮した。
《 1 × フェアリー・ギフト 》
1-3+6=4
《 2 × 恐・龍覇 サソリス レイジ 》
このカードから出せるジュダイナを龍解させると、盾0の場合攻撃がプレイヤーに通らなくなります。
つまり″負けない″
故に″興奮″
《 1 × 界王類絶対目 ワルドブラッキオ》
コクーン・シャナバガンから出して一番大きく、ロック性能のあるカード。
このカード自体は後に載せるリストのVANとの入れ替え枠。
あのスタープレイヤー、ナツメはVANではなくこちらで興奮しています。
《 1 × 音精 ラフルル 》
スペルデルフィンではなくこのカードを採用していたのは、フェアリーミラクル採用による色確保の為です。
でも顔はちょっと可愛いですよね。興奮しました。
【 あくうぇ式ブライゼシュートの完成 】
ただの興奮クソデッキだと思われていたこの″ブライゼシュート″だったが、目を付けたのがこのプレイヤー。
我らがあくうぇ所属のレジェンドプレイヤー、taiseiである。
今まで数々のトーナメントデッキを作成して来た彼にとって、この″ブライゼシュート″というデッキであってもチューニングをするのはいとも容易いようだった。
そして3日後、送られてきたリストが現在流行中の『あくうぇ式ブライゼシュート』である。
『 あくうぇ式ブライゼシュート 』
《デッキリスト》
4 x ハイエイタス・デパーチャ
4 x フェニックス・ライフ
1 x ミステリー・キューブ
1 x ホーガン・ブラスター
1 x 龍仙ロマネスク
4 x 黒神龍ブライゼナーガ
4 x コクーン・シャナバガン
3 x 怒流牙 サイゾウミスト
1 x ボルバルザーク・エクス
1 x 希望の絆 鬼修羅
4 x 爆殺!! 覇悪怒楽苦
4 x 偽りの王 ヴィルヘルム
1 x 光神龍スペル・デル・フィン
1 x 勝利宣言 鬼丸「覇」
3 x 「覇道」の頂 シュラ・ベートーベン
2 x 偽りの王 モーツァルト
1 x 「修羅」の頂 VAN・ベートーベン
《デッキレシピについて》
《 4 × ハイエイタス・デパーチャ 》
初動兼、ブライゼシュートをした時にオニカマス、センノー等のメタクリーチャーを除去する役割がある。
フェアリーミラクル型を作っている時、このカードを採用するか悩んでいたが、4ターン目にブライゼナーガを着地させ興奮したい一心から構築には組み込めないでいた。
しかしtaiseiという男、一味違う。
冷静だが、ブライゼシュートの事を第一に考えているカード選択だ。震えが止まらない。
興奮ミシュラン★★
《 4 × フェニックス・ライフ 》
第2の初動。
ブライゼナーガによるSSTの捲りを安定させる事が出来る。
ライフプラン・チャージャーも検討したが、4ターン目に打つ以外ではフェニックス・ライフに劣っている為今回は採用を諦めた。
今まではブライゼナーガを出しても盾が弱い、出した後にサイゾウミストが無くて負けてしまった等、このような事が起こりがちだった。
しかしtaiseiという男、一味違う。
「俺はフェニックス・ライフが入ってないブライゼシュートは嫌なんだよね。」
彼は本当にブライゼナーガの事を考え、愛しているのだろう。筆者も感動を覚えた。
興奮ミシュラン★★★
《 1 × ミステリー・キューブ 》 《 1 × ホーガン・ブラスター 》
特に何も言うことは無いだろう。
一つ言いたいとすれば、この2枚のカードは全てのデッキに対して″有効トリガー″に成り得ると言うことだ。
あの頃の興奮を貴方に。
興奮ミシュラン★★★★★
《 1 × 龍仙ロマネスク 》
色確保兼、2種のSSTから出る制限カード。
ブロッカーを確保しながら、マナをブーストし大型クリーチャーに繋げることが出来る為採用。
ロマネスクの効果でマナにあるSSTを墓地に落とす事で、サイゾウミストで墓地をデッキに戻した際に山を強くする事が出来る。
興奮ミシュラン★★★
《 4 × 黒神龍ブライゼナーガ 》
全ての元凶。
お前が神だ。
全生命をこの一撃に賭けろ。
???「俺は神になるッッッ!!!!!」
興奮ミシュラン★★★★★★★★★★★★
《 4 × コクーン・シャナバガン 》
KSST(興奮スーパーシールドトリガー)その1。
ブライゼナーガから捲る事で大型クリーチャーを踏み倒した時の快感は、一度経験したらもう辞められない。
このカードを作ったデザイナーの方に感謝と興奮を。
興奮ミシュラン★★★★★
《 3 × 怒流牙 サイゾウミスト 》
フェニックス・ライフの色確保、ブライゼナーガから繋がる最強の忍者。
盾0の状態で相手のアタックに合わせて出し、SSTが埋まれば……ニヤニヤが止まらない。
興奮ミシュラン★★★★
《 1 × ボルバルザーク・エクス 》
シュラ・ベートーベン下で、オーバーブースト状態からこのカードが1枚絡めばほぼフィニッシュまで持っていける為採用。
ボルバルザークの名に恥じない、強さはいつでも健在だ。
興奮ミシュラン★★★★
《 1 × 希望の絆 鬼修羅 》
CSの前日、深夜テンションで入れたカード。
8コストで動くカードが無かったこのデッキに置いて、このカードの存在はまさに希望である。
覇悪怒楽苦から出し、強制バトルにより自壊。
ガチンコジャッジに2回勝つ事などこのデッキでは容易い事だろう。
そこから姿を現すカードは……勝利宣言。
この四文字である。
興奮ミシュラン★★★★
《 4 × 爆殺!!覇悪怒楽苦 》
KSSTその2。
レッドゾーンやジョーカーズに対して踏ませた時の除去性能の凄さたるや、これこそが爆殺の名に恥じないカードなのだと痛感する。
妹さえいればいい。を視聴しながら書いているのだが、このカードは可児那由多と言っても過言ではない。
興奮ミシュラン★★★★
《 4 × 偽りの王 ヴィルヘルム 》
踏み倒し最強クリーチャー。
デーモンハンドと焦土が纏まっているカードが弱い訳がない、4枚確定である。
このカードを使っていると全盛期のキューブブラスターを使っていたあの頃の記憶が蘇る。
実質、思い出のアルバム、WHITEALBUMである。
過去の君さえ、いればいい。
興奮ミシュラン★★★★★★★★
《 1 × 光神龍スペル・デル・フィン 》
初動をハイエイタス・デパーチャにした事によってラフルルで色を確保する理由が無い、フェニックス・ライフを打つ為に白の単色が重要、なのでこちらを採用。
ナンバーナインにしないのか?と聞かれることがあるが、相手のハンドを確認してゲームプランを組み立てられる点、青黒ハンデスのデッドゾーンで焼かれないようにする等の理由がある。
こちらは特に可愛くもない。拍子抜けである。
興奮ミシュラン
《 1 × 勝利宣言 鬼丸「覇」 》
カードパワー、漢字の多さ、イラスト、全てに興奮要素がある。
皆大好きだろう、このカードは。
覇悪怒楽苦から捲ってみろ、堪らんぞ。
ほぼ全てのデッキタイプに″勝ち筋″になる。
積まない理由は、何処にも無い。
興奮ミシュラン★★★★★★★★★★★★★★★★★★
《 3 × 「覇道」の頂 シュラ・ベートーベン》
マナからドラゴンを召喚出来るようになり、ハンドに困らない。
ドラゴンを召喚すればマナが増え、マナに困らない。
ドラゴンは全てSAとスレイヤーを持ち、打点にも困らない。
完全無欠、しかし4枚は嵩張った為3枚の採用である。
興奮ミシュラン★★★★
《 2 × 偽りの王 モーツァルト》
SSTから出し全体除去、NEXTやドラゴンを打点とするデッキへのフィニッシャー。
欲を言えば3枚欲しいカードなのだが、他に興奮カードを入れる為2枚に削ってしまった。
イキって初期ホイルを使っていると突然レアリティレジスタンスで戻されるのには注意。
興奮ミシュラン★★★
《 1 × 「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》
バイク、NEXT等のコマンドやドラゴンを主軸に添えるデッキへの回答。
NEXT相手に禁断を剥がさせなくし、ドルマゲドン解放をケアする事が出来る為ワルドブラッキオとは一長一短である。
環境を見て使い分けよう。
興奮ミシュラン★★★
《各対面について》
全てのデッキに対してのプレイが一緒なので、ここに纏めて書いておく。
ブライゼナーガを出す、以上。
そう、これだけなのである。
ブライゼさえ出せばいい。
君だけの興奮を掴め。
《最後に》
ここまでこのクソ記事を読んで頂いた方に、多大なる感謝を。
初めて書いたブログ記事だったので色々至らぬ点等あったと思いますが、一人でも面白かった!と言って貰えれば幸いです。
細かい訂正をしてくれたフェアリー、ありがとう。
以上、木原りんPでした。ありがとうございました。